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Homeコラム Column起業、投資、ベンチャーファイナンスに関するコラム優れたチームは「士農工商」

優れたチームは「士農工商」

今からもう10年以上前。M&Aアドバイリー会社の門をくぐらせて頂いてまだ間もないころ、よく上司に夜中までこってり絞られました。その後決まって、フォロー(慰め?詰めのおかわり?)と称して居酒屋に連れていってくれた上司がいました。

 

その時の彼が言っていた「優れたチームの条件」という話が、非常にしっくりきていて、いまだに忘れられないのでご紹介します。

 

彼曰く、優れたチームにはすべからく、「士農工商」がそろっている、のだそうです。

 

士・・・ビジョンと理念を掲げ、高い志(こころざし)でチームを引っ張る人。

農・・・組織に生じる様々な問題を、こつこつと根気よくこなして解決する、縁の下の力持ちな人。

工・・・技術屋。テクノクラート。論理に優れモノづくり(形あるものに限りませんが)に長けた人。

商・・・とにかく人たらしで、商売がうまい人。ものが売れる人。

彼曰く、どれが欠けても決して良いチームにはならない、と。

 

私は一時期これに「政」を加えて、「士農工商政」といっていました。
組織には、いい意味でも悪い意味でも、どうしても政治があるので、政治力を正しい方向に活用して組織を存続できる人は特に大組織には必要だな~という思いがありました。

 

また、コンサルタントの習性として、なにかをまとめるときは、3つか5つ、とこだわっていたので、4つ、というのがなんとなく気持ち悪かったのも、「政」を加えた理由です。

 

しかし最近では、やっぱりできれば政治力ではなく、士農工商の4力でチームが発展していったら素晴らしいな、と思い直してます。

「志」が、リーダ-(社長、役員)の役目だとしたら、「農」は、経理や総務といった役回りかも知れませんし、「工」は商品開発、サービス開発などでしょうか。そして「商」は、いうまでもなくマーケや営業です。

 

が、なんとなくそういう既存の組織図に安易に紐付てしまうと、この高尚な概念を矮小化してしまう気がして、あくまで「士農工商」という括りで考えたいという思いが強くあります。

 

ちなみに、士農工商という概念自体は、古代中国にさかのぼって、漢書には既に「士農工商、四民に業あり」とあるそうです。(Wikiのぱくりです)。私は中学生のころ、士農工商は江戸時代の身分制度とならいましたが、近年の研究ではこれは間違いで、士農工商は身分制度を表すものではなかったそうです(Wkiのぱくりです×2)

必ずしも4人いないチームでも、士と工を兼ね備えたタイプの人や、こつこつタイプ(農)の商人など、チームのメンバーの個性としてこの4業がカバーできることもあります。改めて、この士農工商という軸はチームを考える上で結構ヒントになる気がします。

 

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